進学塾ジーク ブログ

進学塾ジーク代表による、塾生・保護者の方への連絡(とその他もろもろ)を中心としたブログ

内申点がなぜ重要なのか②

都立高校の入試問題で「理科・社会がここ5年間で難化してきている」ことは前回書きました。

 

以前であれば、グループ作成校(国立・立川・国分寺など)や共通問題トップ校(武蔵野北・小金井北など)を希望する生徒は「普通に勉強すれば90点は固かった」のですが、今では「80点を確保するのも難しい」レベルになってきています。

 

ですから、「まわりの受験生よりも高得点を取らなければならない」状況で入試本番を迎えるのはかなり厳しいと思って下さい。だから、内申点は高いに越したことはないんです(前回の復習)。

 

 

が、しかし。

 

入試前にも関門があります。それが「三者面談」です。

 

東村山市の中学校は、大体11月中旬から12月上旬にかけて実施されます。

東村山市は二期生ですから、後期中間試験までの成績をもとにした「仮内申」で志望校決定となります。

 

しっかりと受験勉強をしてきた生徒ならば、この時期ぐらいから模試(Ⅴもぎ・Wもぎ)の偏差値で成果が出てきます。

 

しかしながら...

 

中学校の先生は「超安全志向」です。

内申点に相応しいレベルの「1ランク下」か「2ランク下」の高校を提示してくることが多い、と思っておいて下さい。偏差値が上がってきていたとしても、です。

 

塾の夏期講習も頑張り、偏差値も上がってきて、これから追い込みだ、というタイミングで志望校を下げられると...

 

やる気を失くして勉強量が一気に減る

志望校を下げたことで安心して勉強量が一気に減る

 

このどちらかに陥ることが多く見られます。

 

そうすると、三者面談の時点で「大丈夫だ」った高校にすら不合格、ということになりかねません。

 

私は、生徒の状況(勉強量・理解度・行動・言動・性格などなど)を考慮して、「内申点はギリギリだが、志望校を下げない」という判断をすることが多くありました。

志望校のレベルと内申点(と偏差値)があまりにも乖離している場合は別として、志望校を下げるのは最後の最後でいいんです(願書差替もありますから)。中3は12月や1月に急激に得点力が上がるケースも多いので、安易に志望校を下げるのは危険です。

 

しかし、そういう事態となるのは「内申点がギリギリか不足している」ことが原因であることを忘れてはいけません。

自分が行きたい高校に対して「学校の先生から色々言われず、気持ちよく賛成してもらう」ためにも、内申点を取っておくことが必要なんです。なんてたって、学校の先生が調査書を作ってくれなければ高校を受けられないんですから...

 

 

...ということを、1年や2年の時から意識しておくのと、3年になってから意識するのでは雲泥の差が出ます(たとえ、内申点1点の差だったとしても)。

 

 

ところで、内申点が大事なのは都立受験のためだけではないんです。

併願する私立高のためにも大事なんです。

それは次回で...