進学塾ジーク ブログ

進学塾ジーク代表による、塾生・保護者の方への連絡(とその他もろもろ)を中心としたブログ

内申点がなぜ重要か③

内申点は「都立高入試のためだけ」に必要なのではありません。

 

都立高校を第一志望にする生徒で、私立を受験せずに「都立のみ受験」するという生徒はいないはずです(万が一の時、進学先がなくなってしまうことになります)。

ですから、必ず私立高校を「併願」で受験するのです(ま、いわば保険です)。つまり...都立が第一希望だけど、万が一のことを考えて第二希望として受験しますよ、ということです。

 

私立併願の場合、ほとんどは「併願優遇」という制度を利用します。

これは、もしも都立に落ちたら「必ずうちの高校に入学する」という受験生を「優遇」しますよ、ということです。

ただし、誰でもOKというわけではありません基準があります

それが内申点なんです。

 

例えば、多摩地域で併願校として人気がある「拓大一高」。

ここの基準は...

3科(英・数・国)13 かつ 5科(英・数・国・理・社)22

 

つまり、英・数・国(3科)の内申点を足したものが「13」、なおかつ、英・数・国・理・社(5科)の内申点を足したものが「22」であれば、併願優遇で受験できるということ。

3科13・5科22ということは、オール4でもダメということです(オール4ならば3科12・5科20ですから)。オール4を土台として「5」が2教科必要だということです。

 

偏差値で見れば、拓大一高は偏差値62~63で合格率80%です。しかしながら...併願優遇で受験するのであれば、偏差値が65以上あったとしても、内申点が基準に達していなければ(たとえ1点でも)、併願優遇をもらうことは不可能です。

 

偏差値ばかりを見て内申点を軽視する生徒は、併願する私立を決める時に現実を思い知らされることになります(というか、そんな時期に初めて知ること自体、アウトですが)。つまり、考えていた高校よりも1ランク~2ランク下の高校しか併願優遇では受験できない...ことになります。

それで、やる気を失くしたり、「あんな私立には行きたくない。何としても都立に受からなくては」と空回りしたりします

だからといって、都立第一希望にも関わらず「併願優遇をもらわずに私立受験する」ことはお勧めしません。不合格になるケースが多々あるからです。

 

あくまでも都立が第一希望であれば、併願する私立を決めるときにバタバタしている場合ではありませんそこで余計なエネルギーを使っている場合ではないんです。だから、内申を取っておくんですよ。

 

以前も書きましたが、中3になって「1教科の内申点」が2つ上がることは(東村山市では)あまりありません。だからこそ、1・2年のうちから内申を取っておくことが大事なんです。