進学塾ジーク ブログ

進学塾ジーク代表による、塾生・保護者の方への連絡(とその他もろもろ)を中心としたブログ

目的と手段

前回は「中1によくありがちなこと」を書きましたが、今回は中学生全般について「よくありがちなこと」です。

 

授業で習ったことを復習する時や、定期試験前に「ノートまとめ」をする...という人は多いでしょう(「復習しない」とか、「ノートにまとめない」なんて人は問題外です。)。

 

そんな時、これは女子に多いのですが、ひたすら「きれいなノートを作る」ことに凝る人っていますよね。それ自体は悪いことではないのですが、ともすれば「きれいなノートを作ること」が目的となってしまう人が多いんです。そのような人に限って、テストでは高得点が取れないんです。思い当たる人いませんか?

 

それは...

 

「何のためにノートを作っているのか」が分かっていない、もしくは、途中から分からなくなってしまっている、のどちらかです。つまり、そういう人は「ノートを作るためにノートを作っている」のです(分かりづらいですか?)。

で、ノートを作るためにノートを作っている人は、きれいなノートが完成した時点で「満足」してしまうんです

 

それ、違いますよ。

 

習ったことを「理解して」「覚える」ためにノートを作るんです。

つまり、「習ったことを理解・覚える」という目的のために「ノートを作る」という手段を講じる、ということです。ですから、ノートを作るためにノートを作っている人は、「ノートを作る」という目的のために「ノートを作る」という手段を講じるという、おかしなことになるわけです。

だから、そういう人が「きれいなノートが完成した時点で満足する」のも分かりますよね?そうです、ノートを作るという「目的が達成された」からです。誰でも、目的を達成することができれば達成感や満足感を感じるものです。でも、そういう人が、テストでは高得点が取れないのも分かりますよね?

 

これを「手段の目的化」といいます。

 

きれいなノートが作れても、「その内容を説明できない」とか「覚えていない」というのは本末転倒です。

 

 

一方、授業時にとったノートの内容を「(ほぼ)そのまま写す」...なんていうのは、何のためにノートを作るのか、という目的すら分かっていない典型例です。

 

くれぐれも、何のためにやっているのか、ということを常に意識して行動して下さい。努力が無駄にならないために。