進学塾ジーク ブログ

進学塾ジーク代表による、塾生・保護者の方への連絡(とその他もろもろ)を中心としたブログ

理解と暗記

ここ数年、都立高入試では記述問題が増えてきています。

単なる暗記力だけでなく、考える力や(他者に理解できるような)記述力を重するようになってきている、ということです。

 

ですから、暗記だけでは高得点は獲ることができません。たとえ学校の定期試験で通用したとしても、入試本番では通用しません。学校の定期試験は「試験範囲が決まっています」が、入試本番は「試験範囲が決まっていません」。言うなれば、小1~中3までのすべてが試験範囲です。学校の定期試験では高得点、よって内申点も高い。なのに、入試本番で失敗する…のは「暗記だけに頼っている」生徒です。

 

勿論、暗記しないよりは暗記する方が良いに決まっています。たまに、覚えるべきことを完璧に覚えもしないで「点数が上がらない」などと嘆く生徒がいますが、そんな生徒と比較したら何倍・何十倍・何百倍も素晴らしいと思います。また、いくら「考える力」「記述力」と言っても、その源泉は「知識」ですから、多くの知識を頭に入れておくことはプラスになりこそすれ、マイナスにはなりません

 

大事なのは「頭に入れた知識」をもとに考えることができ、「頭に入れた知識」を応用・発展させられることです。

 

往々にして「暗記だけに頼る生徒」は、作業としての暗記になっているケースが多いものです。そういう生徒は、暗記した知識をそのまま答えることはできますが、それ以上にはなりません。また、そういう生徒は「忘れるのも早い」ような気がします。

 

暗記したことは忘れるが、理解したことは忘れない

 

これは、私が常々言ってきたことです。

数学の公式にしても、機械的に暗記するのではなく、なぜそうなるのかを理解して覚えるべきだと思います。英単語はある意味、四の五の言わずに覚えなくてはなりませんが、センテンス(文)の構造を理解しながら(センテンス)を覚えた方が応用が利きます。

 

では、「理解できた」とはどういうことなのか。

それは「他者に説明できること」です。自分が理解できてないことを、人に理解させることはできません。ですから、自分が本当に理解できているのかということは、人に説明できるか否か…が基準になりま。その自信がないのなら、まだまだ理解できていないということです。人に説明できるまでやることが大事です。ノートを作るのも、人に説明できるようにするために作るんですよ。

 

端的に言えば、頭を使うかどうかということです。

これを今のうちから意識するようにして下さい。

 

ちなみに、社会人になると「作業」と「仕事」は明確に区別されます。

頭を使わなくてもできる「作業」はどんどん人間以外(機械)がするようになります。しっかりと頭を使って「仕事」をする人間になるためにも、今から意識して行動して下さい。