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進学塾ジーク ブログ

進学塾ジーク代表による、塾生・保護者の方への連絡(とその他もろもろ)を中心としたブログ

勉強する体力

受験を乗り切るためには体力が必要です。

と言うと、「部活で鍛えているから体力には自信があります!」という人がいますが...残念ながら

「運動する『体力』」と「勉強する『体力』」は異なります

勿論、部活を引退した中3の8月以降に、それこそ鬼のように勉強をしてグループ作成校に合格する生徒がいるのも事実です。が、それは「勉強する『体力』」が元々その生徒に備わっていたに過ぎません。ですので、そういう体力がないにも関わらず「勉強する『体力』がある」と思い込んで進めると痛い目にあいます。

 

では、「勉強する『体力』」とは何か。それは「基礎学力」と「勉強する習慣」です。

 

基礎学力とは、英語なら単語、国語なら漢字、数学なら公式、理社なら用語...など、覚えるべきこと(知識・情報)が頭に入っていて、それをアウトプットできることです。入試では、それらを駆使して読み・考え解いていくわけです。物事を考えるには知識・情報が必要不可欠です。テクニックだけ覚えても点数が取れないのはそのためです。

スポーツにおいて、ボールの投げ方・蹴り方やラケットの振り方...などが正しいフォームで無意識にできるようになっていなければお話にならないのと同じように、覚えるべきことを覚えていない(もしくはアウトプットできない)人が、いくらテクニックを覚えても点数を取れるわけがありません。また、スポーツの基礎(素振りなど)は単純作業の繰り返しで面白くないのが普通です。でも、それが出来るようになると試合に出られるようになり面白くなってきます。それは勉強も同じです。覚えるべきことも覚えずにテクニックに走る人は、例えていえば、素振りもせずに試合に出ようとすることです。そんなことで勝てるわけがありません。そして、自己流でやろうとする人...これもスポーツを例に考えれば無意味・無駄なことであることが分かります。

中1・中2生、受験という試合に万全の状態で臨むための「受験勉強」に参加できるよう、今のうちに覚えるべきことを完璧に覚えておくこと(そして忘れない工夫も)。中3は、遅くても夏期講習が始まるまでには、(今の授業と並行して)中1・2内容を完璧にしておくこと。そうしないと...実戦練習が始まっても球拾いに終始してしまいますよ。

 

勉強の習慣とは「コンスタントに日々勉強すること」だけでなく、学んだことを「自分の言葉でまとめ直し」「自分の言葉で説明できる」ようにしつこく復習する癖をつけることです。「覚えればいいんだろ?」と考えている人もいるようですが、単に覚えただけでは、状況に応じて知識・情報を適宜利用することができません。解き方(解法)を理解するだけでは不十分です。「理解する」と「自力で解ける」は別物です。学んだことを理解して自力で解けるようにするためには、どうしても「自分の言葉で説明できるようにする」ことが必要です。ですから、復習とは「ノートにまとめること」だけを言うのではありません。「この問題をどうやって解くのか」と問われたとき、しっかりと第三者が理解できるよう説明できるようにすることが復習です。ここが習慣化できていれば、中3の特に秋以降、急激に伸びてきます。逆に、これが習慣化できていないと、習慣化する頃に受験を迎えて「あと1ヶ月あればなぁ」という常套句を言うことになります。

 

一朝一夕で体力がつかないのと同様、勉強する体力も今日・明日ではつきません。その点を理解して、指示されたことをしっかりとこなして下さい。