進学塾ジーク ブログ

進学塾ジーク代表による、塾生・保護者の方への連絡(とその他もろもろ)を中心としたブログ

定期試験で450点に到達しない原因

定期試験で5科450点(1教科90点)に満たない生徒には「450点を超えない理由」が必ず存在します。考えられる理由は以下の通りです。

 

①インプットした知識を状況に応じてアウトプットできていない

②そもそもインプットが完璧ではない

③計算が遅くて不正確

④字を書くのが遅い

⑤計画性がない

 

①について

暗記などインプットした知識・情報を正確にアウトプットできないのは2つ原因があります。

まず「アウトプットする前提でインプットしていない」ということ。このような生徒は「暗記と演習を別個のもの」として考えています。そうすると「暗記することが目的」となってしまいます。いつも言うように、目的は「時間内に正確に解ききる(アウトプットする)こと」です。そのための手段の一つがインプットです。あくまでも「すらすらと即答することを想定して」インプットしなければなりません。試験範囲をいくつかのパートに分け、1つのパートが終わったら即チェックする。すらすらと即答できないのならばインプットし直しです。そして、パート毎のチェックは毎日しなければなりません。ですから、チェックするパートは日々増えていくはずです。事あるごとに(毎日)繰り返さなければ...どんどん忘れていきます。日々(すらすらと即答できるか)チェックです。

次に考えられるのは「問題演習の反復不足」です。学校のワーク・塾のワークをそれぞれ「問題を覚えるくらい反復」すれば高得点をとるのは難しくありません。1回や2回やったところで90点以上取れないのであれば、その回数では足りないということに気づくべきです。また、とりあえず反復している人がいますが、それも無意味です。答えの根拠が即答できるのか、数学なら正解への手順をすらすらと説明できるのか...が重要。これも目的意識を持ってやらなければなりません。

 

②について

実はこの「そもそもインプットができていない」ことが主原因であることがほとんどです。アウトプットができないのは、そもそもインプットされていない...ということです(財布の中に1,000円しか入っていないのに、5,000円を支払うことは不可能)。プリントを配布して「隅から隅まで暗記するよう」指示を出しても、そうする生徒の方が少ない。彼らは、暗記すべきところと「ここは...まぁいいか」とするところを勝手に分類してしまうのが癖です。生徒の「100%暗記しました」というのは俄かには信じられません。せいぜい80%です。はっきりいえば手抜きです。「時間がなかった」とか「間に合わなかった」とか色々言ってきますが、中2・3でそんなことを言う生徒はどうなんでしょう?どれくらい時間をかければいいのか分かりそうなもんですけどね。また、そのような生徒に限ってダラダラ時間をかけすぎていることも付け加えておきます。時間をかけすぎずに集中してやること。長時間やったから覚えられるわけではありません。暗記しつくすまで何回も反復していたら時間が経っていた...のはOKです。

 

③について

これは日々の計算練習が不足していることに尽きます。そのため、ワークを解くのに時間がかかり、反復回数を稼ぐことができない。計算練習は(言われなくても)毎日やるものです(これは英語も然り。日々、センテンス・長文の音読をしなければ勘が鈍ります)。また、時間を意識していない人も目立ちます。計算問題を解く際は「必ず時間を計測する」こと。そして、2回目に解く際は「1回目の70%の時間で解く」こと。3回目は「1回目の半分の時間」が目安です。例えば、大問ひとつを解くのに10分かかったのなら、2回目は7分で、3回目は5分で...という具合です。

 

④について

字を書くのが極端に遅い人は、それだけで結構なハンデとなります。日々、速く丁寧に書くことを意識しなければなりません。また「字を丁寧に書くよう」に指摘されている人、早いうちに「丁寧に書くように」しないと痛い目に遭いますよ。

 

⑤について

成績が良い生徒ほど「しっかりとした計画をたてる」ものです。計画の立て方は伝達済みですから、計画通りに進まなかったとしても予備日で調整できているはずです。しかしながら、特に5科400点前後の生徒は「指示されないと計画をたてない」ものです。ひどい場合、なんだかんだ言っては計画をたてず、なし崩し的に(その場の気分で)勉強をしようとします。だから「時間がない」とか「間に合わない」となるんですけど。社会人になれば分かりますが、しっかりとした計画がたてられれば「80%は成功したも同然」です。