進学塾ジーク ブログ

進学塾ジーク代表による、塾生・保護者の方への連絡(とその他もろもろ)を中心としたブログ

大変貌

ある中3生が9月以降、人が変わったかのように勉強し始めています。なかなか褒めることのない(と言われる)私から見ても、褒めるに値する変りぶりです。

何が変わったかって、勉強に対する姿勢が大変貌しています。長時間勉強するのは勿論、その集中度の高さは特筆すべきものがあります。受験生でも長時間勉強しているわりには中身が伴っていない人がいますが(その生徒も以前はそうでした)、今では同じ時間勉強しても従来より何倍も吸収できているはずです。共通希望者の中でも頭一つ抜き出たな、という感じです。数字(点数・偏差値)も遅かれ早かれ(後から)ついてくるでしょう。

面白いのは、このような生徒は「行動・動作・表情・言動」が見違えるように変化することです。タラタラ歩いていたのがキビキビ動くようになり、一つひとつの行動がスピーディになります。目力も強くなり、受け答えの際の声量も大きくなります。また、反応も速くなります。これぞ「やらされ」からの脱却です。自分の意思で「我がこと」として取り組んでいるのがよーく分かります。

一方、その変化に置いてかれてしまった生徒達は、成績でも簡単に抜かれてしまっています。そのうちの一人が放った言葉が印象的でした。「〇〇(←大変貌した生徒)に抜かれるなんて...超ショックだよー(半ば笑顔で)」とあたかも「偶然、偶々」であるかのような口ぶり。自分が抜かされたことを認めたくない、認められない...のがありありとわかります。自分が抜かされたという現実、明らかに勉強量・集中度が自分よりも上だということを認められない...これは伸びないだろうな、と感じる瞬間でした。その生徒も勉強していないわけではありません。本人としても「やってる」と思っているようですが、量・集中度・執着心では大きく水をあけられてしまいました。早いところ腹をくくってほしい...と思い続けて早半年...

 

その2名の違いは「目的意識」の違いでしょう。

一方は「〇〇高校に行きます」と言い、もう一方は「〇〇高校に行きたい」と言う。これだけで覚悟の差が分かろうというものです。いまだに「行きたい」と願望を口にしているようでは...腹がくくれないのも仕方ありません。「行く」と断言できるのは腹がくくれている証拠です。そりゃ、集中度・執着心に差が出るのは当然です。だからといって「〇〇高校に行きます」と口にすればいいわけでもありません。そんなのは聞いているこちらからすれば、すぐ分かります。

共通希望者の中には、まだまだエンジンがかかっていない(腹がくくれていない)生徒がいます。いつ本気を出すのやら...

都立高入試まで...あと113日。