進学塾ジーク ブログ

進学塾ジーク代表による、塾生・保護者の方への連絡(とその他もろもろ)を中心としたブログ

量質転化

事あるごとに伝えていることの一つに以下のようなモノがあります。

まずは量を追うこと。量を追うことで(遅かれ早かれ)今の半分の時間で同じ量を覚えたり解くことができる。それが「質が上がった」ということ。最初から効率的に...と考えないこと。

 

これを量質転化といいます。

 

この言葉について調べてみると...量的な変化が質的な変化をもたらし、また質的な変化が量的な変化をもたらす(「弁証法はどういう科学か」より)...とあります。なんか難しいですが、簡単に言えば...量をこなすことでコツをつかむことができ、質が向上していく。質が向上すればもっと量をこなすことができるということです。

プロスポーツ選手はみんな最初からプロ並みの技術・体力があったわけではありません。それはハードな練習を続けてきたから身につけられたものです(←量をこなしたから質が向上した)。ですから、以前はハードに感じていた練習も今では難なくこなせるわけです(←質が向上したからもっと量をこなせる)。

勉強もスポーツと同じです。お遊び程度の練習では、知識・技術は自分のモノになりません。それは、趣味程度に楽しむレベルで練習をしてもプロスポーツ選手になれないのと同じです。「単語や(理科・社会の)用語がなかなか覚えられない」「関数と図形の問題でいつも手こずる」という人は、質が向上するまで量をこなせていない、と自覚すべきです。もっと量をこなして下さい。

難なく高得点をとっている人を見て「頭の出来が違うから...」と言う人がいますが、難関校に合格する人ほど、誰よりも反復して(量をこなして)いるものです。3回反復している人を横目に5回・8回と反復しています。また、そういう経験を繰り返してきたからこそ、周りの人よりも密度の濃い勉強(周りと同じくらいの勉強時間で倍の量をこなせる)ができるんです。

 

量が質に転化するほどやって下さい。最初のうちは時間がかかるでしょうが、当然です。時間をかけてでもやるんです。大事なのは「時間で勉強しない」ことです。「〇時になったから英語の勉強はおーわり」というように勉強している人は...いつまで経っても量質転化したあとの「良い思い」を経験できずに終わるんです。勿体ない。