進学塾ジーク ブログ

進学塾ジーク代表による、勉強や受験にまつわるブログ

内申点の重要性①

中2・3生には事あるごとに内申点の重要性について伝えてきています。

そういう意味では、内申点がいかに大事か「頭」では理解できていると思います。ただ...実際のところ、本当の意味で「こんなに大事だったのか…」と実感するのはまだ先、中3の11月頃です。そのときに「こんなに大事だったんだ...もっとしっかりやっておけばよかった…」となるのか、「こんなに大事だったんだ...でも、しっかり内申点を上げておいてよかった(^_^)v」となるのか…は分かりませんが。

中1生には2月スタート時に伝えていますが、そこまで分かっているとは思っていません。そこで、改めて「内申点の重要性」を書いておきます。

 

都立高校の合否は1,000点満点で判定します。そのうち、700点が入試当日の点数(英数国理社の計500点満点を700点に換算します)、300点が内申点になります。

この内申点は換算内申点というものを300点に換算したものです。

で、換算内申点

換算内申の算出方法は以下の通り。

  英語・数学・国語・理科・社会については成績をそのまま足す。

   (オール4ならば、4+4+4+4+4=20)…①

  美術・音楽・保体・技家については足したものを2倍する。

   (オール4ならば、4+4+4+4=16×2=32)…②

  ①と②の合計が換算内申点となる。

   (つまり9科オール4ならば、20+32=52)

ちなみに、換算内申点の満点(つまりオール5の場合)は65です。

 

この換算内申点によって、合格可能な高校が大体分かってきます。

勿論、換算内申が低いからといって、志望校を受験することが不可能になる…ということはありません。が、合否判定は入試当日の点数との兼ね合いで決まりますから、志望校のボーダーラインから逆算すると、入試当日に500点満点で520点とらなければ合格しない…というあり得ない数字が出る場合もあります。つまり、物理的に無理ということになります(ここまで極端な例はあまりありませんが…)。そういう意味で、内申点が低いと、志望校を「受験することすらできない」事態になります。不戦敗です。

 

ひとつの基準として...

日比谷・国立・西あたりを希望するなら「限りなく65に近い数字」が必要です。自校作成校でその次のレベルになる高校(戸山・青山・立川・八王子東・新宿・国分寺)だと「最低でも60」はほしい。共通問題校の武蔵野北・小金井北クラスでも「50台後半」はほしいところです。

 

勿論、これは中3の11月の仮内申での「必要な数字」なわけで、現時点で足りないからといって諦める必要はありません。が、中3から本気を出しても「そんなに簡単に(内申点は)上がらない」という事実も知っておくべきです。

ですから、常々言っているように「必要な内申点(志望校によって違います)」は「中2終了時で確保しておく」ことを念頭に置くことが大事です。

 

 

…つづく